2013年6月8日土曜日
BIGIグループ御殿場物流センター 1990
御殿場にあるBIGIの物流センターを訪問してきました。
キョショウが大手建築設計会社にいた時の最初のお仕事だそうですから・・・
かれこれ30年近く前の建物です。
DCブランド花盛りであった当時は、様々な会社のトラックがひしめき合い、
出荷前にアイロンをかける女性達で大賑わいだったそうです。
1階エントランスではアウトレットまでやっていたとか。
そんな昔話が出るような古い建物なのに、とてもきれいでした。
トレンディドラマなるものが流行った辺りから、コンクリート打ちっ放しが流行ったと記憶してますが、その頃の建物が染みや汚れで荒んだ様子になっている姿を、都内でよく見かけます。
しかし、さすがでした。
これぞ修繕!
BIGIの社長さんが建物をお好きだという話もうなずけます。
キョショウがはじめて任されたという階段は、ディテールの「細さ」にこだわってデザインされたものだそうです。
当然、これもきれいに塗り直されていました。
物流や人こそ少なくなっていましたが、荒れてはいませんでした。
大切にされている建物、という印象がひろがります。
「ちゃんと直せば本当にきれいになるよ、元々がいい出来だからね。」
その建物は、キョショウを励ましているようでした。
2013年3月16日土曜日
パークスクエア長津田 2000
一体全体、ここはディズニーランドのシンデレラ城か!?
というのが、初めて見た時の印象です。
例えば、同じ5000万円のマンションを、モデルルームだけ見て買った二組の友人一家がいて、それがたまたま同じ長津田という町を選んだとしましょう。
晴れて入居となり、一組は小高い丘に優雅にそびえる瀟洒な建物を目の当たりにして歓声をあげ、友人夫婦を招きます。
既に、焦げ茶のタイルを張り巡らせた普通の四角いマンションに入居していたもう一組の一家は、友人のこのお城を見て、どう思うことでしょう。
なまじシンデレラ城があったばかりに、この二組の友好関係はどうなることか・・・。
おせっかいな管理人はそんなことまで思ってしまいました。
マンションのお部屋の価値は、モデルルームの印象で買った部屋だけのものではないはず。
マンションを買う時は、外観からすべて見てから決めないと、とんでもない悲喜劇があるのだ、ということを、管理人はパンチを食らったように理解しました。
長津田を見て、「小野がやるなら次のマンションは即刻買い」みたいな現象も起こったとか。
そうでしょうとも!
このビンボーな管理人でも、思わず買いたい!と思ってしまったでしょう。
凝りまくってキラキラ華やかなのに、このお城のような重量感はなぜなんでしょうか。
「長津田をやった」というのが、当時の職人さん達の名刺代わりにもなったというのも頷けます。
ともかく、これほどの付加価値の高い、凄すぎるマンションは、未だかつて見たこともありません。
壁面ごとに様々な模様になっているモザイクのように美しいタイル。
一歩進むたびに、色々な角度で、美しい窓や照明や木々が見えてきて、歩くだけで楽しいです。
巨匠の選んだ丘を登るエスカレーターを彩るタイルも素敵。
そこから続くボードウォークも。
管理棟という地味な名前にしておきたくないような建物を、お月様が出て来たときに見上げたら、まるで童話のお話の中に身を置いているような印象でした。
この照明や階段の手すりはどうですか!
これらも巨匠のデザインだそうです。
お茶室やパーティルームまでありますよ。
例えば、勤めを終え、我が家のある長津田の駅のホームに降り立って、このお城の姿を見上げるだけで、家族関係もうまくいきそうな心持ちになります。
その証拠に、ここは今でも、人々がにこやかに挨拶を交わし、元気な子供達が沢山駆け回ります。
巨匠が「とても幸せだった頃にやった、一番楽しかった仕事」だそうで、そんな気持ちが、この建物のそこかしこに溢れているようです。
本気で王様とお姫様を住まわせたかったのかもしれませんね。
管理人が思ったこと、
「マンション買うなら、竣工後でも遅くない!」
これに尽きます。
画像はasterisco databaseから竣工時のdataを拝借したものと、大規模修繕直前のものです。
2013年3月9日土曜日
ルネイズム浜田山プロフォルト 2001
お仕事もきちんとされながら、「住まう」ことにもしっかり向き合っている感じ。
その印象は、この素敵なルネイズム浜田山という建物が息づいている風情に、オーバーラップします。
エントランスに続く円柱形のメインの建物を挟むようにして2棟の建物があり、全部で3つの建物が同じ敷地内にあります。
いったいどういう目的の建物なんだろう?
と、もし私が竣工当時に見たら、首を傾げたに違いありません。
巨匠によれば、デザイナーズマンションという言葉が認知され初め、ディベロッパーさんから引っ張りだことなりかけた頃、ほとんど徹夜続きでへろへろになりながらも一生懸命作ったものだそうです。
ここは外装からインテリアまで、全ての部位に小野巨匠の手が入っている。
巨匠の凝ったデザインは、人目を惹くため外観と共有部分だけ使うことが多くなっていたその頃にあって、彼が全部設計したとは・・・インテリアまで見てみたいものです。
中には、地下室まで続く3層のメゾネットのお部屋もあるそうです。
エントランス側面には、雨が降るとシャワーになるような仕掛け。
雨降りの時も楽しめるように、という工夫でしょうか。
その頃の凝った建築物にありがちな浮ついたような雰囲気が、なぜかここからは漂ってこない。
出てきた女性を見て、その答えを頂いたような気がしました。
ここに住まう方々の心意気や知性が、建物を育てたのでしょう。
2013年2月8日金曜日
巨匠のお仕事はただいま取材中
巨匠の手掛けてきた、東京を中心とした沢山の建築物は、ただいま鋭意取材中です。
昼夜それぞれ景色が違っていたりするため、暗いカメラだとうまく撮れなかったりで、なかなかアップできずにいます。
今しばらくお待ちください!!
小野巨匠の asterisco design associates のホームページでは三輪晃久写真研究所による素敵な画像をご覧いただけます。
右下のアスタリスコマークからLINK !!
三輪晃久写真研究所の WEB Page も巨匠のデザインだそうですよ。
http://www.miwa-ap.jp/
主だった巨匠の作品群はこちら
2009 アルティス湯島
2007 ポニーキャニオン役員会議室
2006 エルフィーノ横濱根岸ディライトコート
2006 クレアトール西日暮里
2006 アデニウム熱海オーシャンスイート
2005 木場サニータウン<再生住宅>
2004 ザ・クレストシティ
2003 クレアトール亀戸
2003 東京リバーコースト
2002 東京ナイル
2001 ルネイズム浜田山
2000 パークスクエア長津田
1998 鷺沼シティーハウス
1994 パンパシフィックホテル横浜
1992 BBスタジオ+パパスカフェ1号店
1992 ピンクハウス本社ビル
1991 パシフィコ横浜ホテル棟
<ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル>
1990 bigiグループ御殿場物流センター
2012年11月4日日曜日
鷺沼シティハウス1988
初めて小野センセイに連れて行ってもらったのが、
この鷺沼シティハウス
玄関、石、タイル、ドアから内装に至るまですべて、キョショウの監修だそうです。
部屋のデザインは全部違うとのこと。
一番初めの入居者はオカマのカップルとか。
うまくシャッターチャンスが切れなかったのですが、
この細かい格子のドアを抜けると、更にもう一つ、ドアがあります。
外側のドアをゆっくりくぐりながら
「さよなら~」とお友達に言い、
もうひとつ奥のドアが開いて、また振り返り
お互いにニッコリ笑って手を振るお母さんと子供のお
友達同士を見た時、キョショウは嬉しそうでした。
「このドアでさよならを言うと、寂しくなさそうだねぇ‥
振り返った時に笑顔が見える。
よかった、ボクの作った建物の中で、子供達が遊んで
いて。」
玄関脇のキョウショウこだわりの石
真ん中の小さな丸い石は、ドアチャイム、みたいに見えるよう遊んだらしいです。
本当にやってしまう人がいたら、物陰に隠れていたキョショウが、「うっそ~~」とケラケラ笑いながら、ユーモラスに踊り出てきそうです。
実は、何よりもキョショウが心配していたのは、15年近くも年月が経った今、自分の建物がまだぼろぼろになっていなくて、そこに住んでいる人や家族が、幸せに暮らしているかということ。
このチャイムを見たら、全室、皆さんが住んでいました。
キョショウのデザインの細かい格子が木のはめ込みで作った自動ドアを抜けて、奥に入っていくと‥‥
「デザイナーズマンション」と言われる建物の走りの作品を作ったのが、われらが小野先生なんだそうですよ~
この鷺沼シティハウス
玄関、石、タイル、ドアから内装に至るまですべて、キョショウの監修だそうです。
部屋のデザインは全部違うとのこと。
一番初めの入居者はオカマのカップルとか。
うまくシャッターチャンスが切れなかったのですが、
この細かい格子のドアを抜けると、更にもう一つ、ドアがあります。
外側のドアをゆっくりくぐりながら
「さよなら~」とお友達に言い、
もうひとつ奥のドアが開いて、また振り返り
お互いにニッコリ笑って手を振るお母さんと子供のお
友達同士を見た時、キョショウは嬉しそうでした。
「このドアでさよならを言うと、寂しくなさそうだねぇ‥
振り返った時に笑顔が見える。
よかった、ボクの作った建物の中で、子供達が遊んで
いて。」
玄関脇のキョウショウこだわりの石
真ん中の小さな丸い石は、ドアチャイム、みたいに見えるよう遊んだらしいです。
本当にやってしまう人がいたら、物陰に隠れていたキョショウが、「うっそ~~」とケラケラ笑いながら、ユーモラスに踊り出てきそうです。
実は、何よりもキョショウが心配していたのは、15年近くも年月が経った今、自分の建物がまだぼろぼろになっていなくて、そこに住んでいる人や家族が、幸せに暮らしているかということ。
このチャイムを見たら、全室、皆さんが住んでいました。
キョショウのデザインの細かい格子が木のはめ込みで作った自動ドアを抜けて、奥に入っていくと‥‥
↑ なんとこれが共有スペース! ↑
「デザイナーズマンション」と言われる建物の走りの作品を作ったのが、われらが小野先生なんだそうですよ~
登録:
投稿 (Atom)




















