巨匠からこんな素敵な画像が届きました。
25年元日の朝、三島側から撮影した、三国一のお山、富士山の優雅なお姿です。
何となく、
今年はよい事あるごとし。
元日の朝晴れて風無し。
石川啄木。24歳。
生まれたばかりの長男を亡くし、両親も妻も健康を損なっており、啄木自身も体調不良のため仕事を辞めた。
「而して残額僅かに一円二十一銭に過ぎず。」
こうして迎えた1911年(明治44年)1月。
そんな絶望的な状況にあって、詠んだのがこの句でした。
今年は、日本も世界も決して明るい見通しではないけれど、
絶望に心を苛まれることなく、心を清々しく、未来を見据えていきましょう!!
そんな富士山の姿に思えます。